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10月14日・15日
第55回 MFJグランプリ最終戦
SUPERBIKE RACE in SUZUKA
RACE DATA
三重県・鈴鹿サーキット(1周=5.821km)
観客動員数:10,200人(2日間合計)

Race 1:予選19番手(タイム:2分08秒182)決勝:15位
Race 2:予選18番手(タイム:2分08秒216)決勝:18位
シリーズランキング:23位
早くも最終戦を三重県・鈴鹿サーキットで迎えた全日本ロードレース選手権シリーズ。
今シーズンはマシンをYAMAHA YZF-R1にスイッチしチーム一丸となって戦ってきたが、トラブルも多く、思うような結果を残すことができていなかった。
それだけに、この最終戦は2023年シーズンの集大成として、いいレースをして終えたい思いが強かった。

例年通り最終戦は事前テストがなく、木曜日の特別スポーツ走行からレースウイークがスタートした。
初日、2日目と30分の走行が2本あり、マシンセットを進めていく。
まずはYZF-R1でのチームベストを更新し、2分07秒台が見えて来ていた。
土曜日の公式予選では、セッション開始早々に2分08秒182をマークし、さらにタイムアップしていくが、セクター3を通過したところでマシントラブルが発生しストップ。
2分07秒台中盤が見えていただけに悔しい結果となってしまった。
それでもシーズン後半戦に入り、各サーキットでチームベストを大幅に更新することができてきたことは、これまでやってきたことが間違いなかった自信になっていた。
トラブルを解決し、レース1を迎える。
サイティングラップでマシンを確認しグリッドに着くと雨がパラパラと降ってくるが、路面が濡れることはなくドライコンディションでレースはスタート。
うまくスタートを決めた津田だったが、2コーナーでリアを大きくすべらせてしまい後退してしまう。
そこから序盤に大きくポジションを上げ、最終ラップにはトップを争っていたヤマハファクトリーの2台が転倒したこともあり、2つポジションを上げ15位でゴール。
ボーナスポイント3を含む4ポイントを獲得した。
レース1より2周多い17周で争われたレース2。
ウォームアップ走行は朝まで降っていた雨のためウエットコンディション。
決勝はドライとなる可能性が高かったこともあり津田は走行せず。
レース1の反省を生かして序盤のペースの上げ方やポジション取りを確認し、レース2に挑んだ。
レース2でも、うまくスタートを決めた津田。
2周目の1コーナーで2台が転倒するが、1台にかわされ1つポジションを上げるに止まっていた。
この1コーナーのアクシデントでセーフティーカーが入り、3周に渡ってSCランが続く。
そしてリスタートが切られると3台によるバトルを繰り広げていく。
レース終盤に入り、集団の前に出ていく津田だったが、その直後にマシンに問題が出てしまいペースダウン。
何とか完走するのが精一杯だった。
ライダー 津田一磨
津田一磨ライダーのコメント
レース2は今シーズンベストリザルトも見えていたので、最後でトラブルが出てしまったのは残念でした。
2023年は、大きくチーム体制が変わり、監督としてもライダーとしても、うまく進めることができず非常に苦しみました。
そこからチームのみんなで努力し、後半戦はタイムも上がってきていました。ただ、まだトラブルも多く、安定した速さを出す強さが足りていないのが現状です。このシーズンオフは、徹底的に問題点を洗い出し、新たなシーズンに向けて準備していきます。
今シーズンも多くの応援ありがとうございました。
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