４月３日・４日
２０２１ MFJ全日本ロードレース選手権
シリーズ 第１戦
SUPERBIKE RACE in MOTEGI

RACE DATA
栃木県・ツインリンクもてぎ（１周＝4.801379km）
観客動員数：１３,０００人（２日間合計）

●レース１
４月３日（土）天候：曇り　コース：ドライ
予選： 7番手（タイム：１分４９秒２２６）
決勝：１１位

●レース２
４月４日（日）天候：曇り　コース：ドライ
予選： ７番手（タイム：１分４９秒３８４）
決勝：５位

新体制で２０２１年シーズンがスタート！
栃木県・ツインリンクもてぎで２０２１年シーズンの全日本ロードレース選手権が開幕した。
Baby Faceは辻本聡が監督に就任し、チーム体制を一新。
ライダーは、引き続き津田一磨を起用し、今シーズンもヨシムラのSUZUKI GSX-R1000Rを走らせる。
昨年はマシントラブルも多く、その中で転倒も少なくなかった。

今年は体制を強化し、ライダーが安心して走れる環境を作ることを最優先に取り組もうと一つ一つ前進しながら、マシンセットを進めて行った。 公式予選では、まずフルタンク状態でスタート。
１分４９秒台に入れ手応えを感じていた。その後ピットインし、ニュータイヤを履いてタイムアタックに入るが、マイナートラブルが発生してしまいタイム更新ならず。
１分４８秒台を目標にしていたが、セッション前半にマークしたタイムで両レースとも７番手グリッドからスタートすることになっていた。

２３周で争われたレース１。
いざスタートという場面でマシンにトラブルが発生したため、マシンが動いてしまいジャンプスタートを取られてしまう。
このためライドスルーペナルティを受け、最後尾まで後退。
そこからマシンの状態を確認しながらペースを上げ１１位まで追い上げてゴール。

レース２は、公開テストからずっと抱えている問題が出てしまい、序盤にペースを上げることができないでいた。
その症状が徐々によくなるとペースを上げ、ポジションを上げていく。
残り３周となった２０周目には、前のライダーを１台かわして５番手に浮上。
この辺りから雨が降り始め赤旗が提示され、２０周終了時の順位が正式結果となった。
５位は、津田にとってＪSＢ１０００クラス自己最高位だが、レース内容は課題の残るものだったため津田自身もよろこんではいられないと次戦に向けて気を引き締めていた。