2020年10月31日・11月1日
全日本ロードレース選手権 最終戦 MFJグランプリ鈴鹿大会レースレポート 今シーズンの全日本ロードレースはコロナウィルス感染症拡大防止の観点から
かなり変則的スケジュールで開催となった。 そして今回のMFJグランプリ鈴鹿大会が今シーズンの最終戦がとなった。 レースウィークは最終戦に相応しい好天に恵まれ、さわやかな秋空の下で開催された。 前回のモテギ大会で得た好感触を維持し、今回の鈴鹿大会に挑んだ。 公式予選/決勝レース1(10月31日・土)
前日の公式練習から今回のフィールド、鈴鹿サーキット対してのマシンセットアップが進まず、 予想外の苦戦を強いられるスタートとなった。 公式予選中もなんとかセットアップを試みるがこれといった解決策を見つけ出せずに終了。 そして16番手グリッドからの決勝レース1のスタートを迎えることになる。 決勝レース1もマシンのセットアップが厳しい状況の中で挑むことになったが、 そんな中でもなんとかスタートと同じポジションをキープしチェッカーを受けた。 決勝レース2(11月1日・日)
前日のレース1終了後にあらためてマシンの問題点をチェック。 出来うる限りの手を施しマシンの改善を試みた。 そして迎えた日曜日の朝のフリー走行ではマシンは良いフィーリングになり、 少ない周回ではあったが決勝への手応えをつかんだ。 決勝レース2はスターティンググリッドよりポジションアップしてのゴールを目指してスタートした。 しかし、スタート直後、ライダー津田が思わぬトラブルに見舞われる。 前回のモテギ大会で負傷し回復しきっていない肩の故障が再発。 マシンコントロールがままならない状況となった。 それでも、なんとか周回をこなし無事にチェッカーを受け、貴重なポイントを獲得した。 これにより今シーズンの最終ランキングが13位という結果になった。
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